４番、ティーショットを放つ石川遼（撮影・開出牧）

　「米男子ゴルフ・ＺＯＺＯチャンピオンシップ・第２日」（２５日、習志野ＣＣ＝パー７０） 【写真】カートで移動中もイメトレに励む石川遼 　２２位から出た石川遼（３３）＝ＣＡＳＩＯ＝は１イーグル、２バーディー、２ボギーで２日連続の６８をマーク。順位は変わらなかったが、通算４アンダーに伸ばした。 　インから出て１７番パー４では、ラフからの２打目が花道を伝ってショットインイーグル。石川の位置からはピン周辺の状況が見えなかったが、大歓声が巻き起こり「もう跳びはねてグリーンまでダッシュして、また戻ってやりたいぐらい」とうなずいた。 　喜びのあまり、目が合った男性ギャラリーに向かって記念球を投げ込んだが、一投目は届かず。二投目で無事、お目当ての男性にボールを届けた。一連のシーンを振り返り、「（ギャラリーまで）１８ヤードだと思っていたんですけど、実際１９ヤードありましたね（笑い）」と冗談も交えた。 　２日連続の６８とまずまずのスコアを並べた。ただ、初日よりもチャンスメークに苦しみ「今日の方がちょっと悪い。パープレーの内容だった」と反省。「（８位で終えた）日本オープンの時のアイアンショットが今週は出せていないなと思うので、その分ちょっと厳しい戦いになってしまっていると思います。でも逆に、そこを修正出来れば、もっと近いバーディーパットを打てるかなという感じはあるので、ほんのちょっとでも良くできれば」と週末に向けた伸びしろを語った。