3代目となるホンダ新型「フリード」公道試乗、変わらない本質と進化した点とは?販売好調の理由に迫る
■日本にベストマッチなサイズ感とラインナップは健在 フリードの車両価格は250万8000円~343万7500円。昨今のホンダ車は、どれも競合他車と比べると車両価格が高めだが、じつは装備を合わせて比較してみると横並びであることがわかる。 フリードは5~7人乗りサイズのミニバンで、全長4310㎜、全幅1695~1720㎜、全高1755~1780㎜と短い全長とせまめな全幅で、使い勝手や取りまわしの良さを実現しつつ、全高を高くすることで室内の容積を稼いだ。3列目シートの居住性はボディ全長なりだが、2列シート仕様を含めてシートアレンジが豊富だ。
日本の道路環境にベストなボディサイズであること。ハイブリッド/ガソリンの両方で駆動方式を選べること。福祉車両扱いとなる「スロープ」モデルをラインナップする。3代目も2代目同様にユーザーから長きにわたって支持されるだろう。
西村 直人 :交通コメンテーター