効率化が生んだ非効率。時間管理アプリをやめた6つの理由
4.趣味が楽しくなくなった
悲しいことに、夜に趣味のための時間を確保することによって、趣味を楽しめなくなってしまいました。 休息の時間に自然と本に手が伸びるというのではなく、夕刻の読書は単なる日課になってしまったのです。 趣味は、一日のリストにチェックを入れるために行うものに変わってしまいました。 こうなると、読書のために空けていた時間中でも、早く終わらないか、そうすれば次のタスクに移れるのにと考えるようになってしまいます。趣味もタスクになってしまえば、いつもの仕事の延長にすぎません。
5.一日があっという間に終わってしまう
自由な時間が1、2時間あって、その時間に何に集中したいかを自分で決めることなんてできず、一日中なにかの予定でいっぱいになっていました。 ずっと、次から次へのタスクをこなさなければならないのですから、一日はあっという間に終わってしまいます。 後知恵になってしまいますが、じっと座っているだけの休息時間や、タスクからタスクに常に飛び回っている時間を中断することを考えに入れておくべきだったのです。
6.スケジュールした時間中、そのタスクに集中できない
一日のある時間、自分でタスクを割り当てたというのにそのタスクに集中できないこともありました。執筆が行き詰まったり、疲れたり、なにか邪魔が入ると、タスクをやり遂げられなくなっていました。 集中できないことに罪悪感を感じ、なんとかその状況を乗り越えようと頑張っても無駄でした。10分か15分でも散歩をしたり、本の一章でも読んだりしてリセットすることもありませんでした。 時間管理アプリの使用をやめてよかったと思います。今ではTo Doリストをこなしながら、ゆっくりとしたペースで毎日を過ごせるようになっています。 Original Article: Why I Stopped Using Time Management Apps to Schedule My Day by MakeUseOf
嶋谷和幸/OCiETe