50代は「ついでにひとり旅」が気楽でいい。朝食にこだわり、スカーフは必ず持ち歩く
ひとり旅で必ず持っていくアイテム4つ
そんな旅の相棒として、私が必ず持っていくものを紹介します。
●好みのルームフレグランス
清潔なホテルの部屋であっても、なんとなくその空気によそよそしさを感じることがあります。 そこで私は必ず、好きな香りのフレグランススプレーをひと吹きして、自分好みの香りを漂わせるようにしています。ほんのりと好きな香りに包まれることで、ホテルの部屋が自分に優しい空間になります。
●ポーチではなくジッパーつきポリ袋に収納
以前はお気に入りのポーチにつめていたのですが、大きかったり小さかったりとジャストサイズのものが手に入らず…。ならば惜しげなく使えるポリ袋に小分けして入れればいいということで、最近はジッパーつきのポリ袋ばかりを使っています。 洗面所で使うもの、お風呂で使うもの、化粧品など、用途別に小分けにして収納。海外旅行のときには、現地のお金と日本円とを分けてキープするのにも便利です。
●風呂敷代わりにも使えるスカーフ
ポーチをやめた頃から、洋服も風呂敷に包んで持っていくようになりました。最近では、洗えてシワになりにくい化繊のスカーフを風呂敷代わりに使うこともあります。 いざというときには、スカーフ本来の役目である寒さ対策やアクセサリーとしての機能を果たしてくれて一石二鳥です。
●お気に入りの部屋着は必須アイテム
ポーチをやめて省スペース化を図った一方で、たとえ荷物になっても絶対に持っていくのがお気に入りの部屋着です。ホテルにもパジャマや浴衣が備えられていますが、どうしてもしっくりこなくて。長袖Tシャツに柔らかな素材のパンツが定番なのですが、ホッと安らげる部屋着兼パジャマがあると、自分だけの時間がより楽しめる気がします。 また、レアケースですが、過去に一度真夜中にホテルの非常ベルが鳴り響き、部屋から外に退出する騒ぎに巻き込まれたことがありました。幸い火事ではなかったのですが、そのときも、ペラペラなパジャマではなく部屋着を着ていてよかったなと感じました。
50代のひとり旅は、自分をいたわる豊かな時間
友人とのにぎやかな旅も楽しいですが、すべての時間を自分のためだけに使えるひとり旅はとても贅沢な時間です。 ビシネスホテルの狭いユニットバスであっても、バスソルトを入れてゆっくり温まり、ちょっといいフェイスパックをするだけで癒やしの時間になります。また、読みたかった本を読んだり、パソコンやタブレットで映画を見たりするのもおすすめの時間の使い方です。 ひとり旅は、自分はなにが好きで、どんなことをしたいのかなどの本音と向き合う時間になりますし、改めて家族や身近な人のありがたさに気づく機会も与えてくれます。 大人世代のひとり旅、ちょっとだけ勇気を出して挑戦してみませんか?
朝倉真弓