「落ち込まない人」がしている“たった2つの習慣” 感情に振り回されないメンタルを手に入れるためにすべきこと
だが、次の日朝起きるとどうだろう? 昨日は楽しかったが、昨日のパーティーのテンションが持続している人はそういないだろう。 これはハイテンションなよい気分の例だが、逆のローテンションな悪い気分のときも、じつは同様だったりする。 そう。人間は、タイミングや環境を踏まえて、自分のテンションやメンタルをコントロールしている生き物なのだ。 しかも自動で。 この自動で、というところが便利な一方で、やっかいだと知っている人は少ない。
もっと言えば、「メンタルを自分の意思でコントロールできる」ではなく、「自分の意思ではコントロールできない」のだ。 つまり、コントロールできないことに対して、「なぜコントロールできないんだ!」と悲嘆に暮れるのは間違いで、そもそも自分でコントロールできる機能自体がついていないと考えるべきなのだ。 自分の意思でコントロールできないことなのだから、「あ。いまメンタルが『自動コントロール』されているんだな」と認識することが大事なのである。
結局のところ、メンタルは自分でコントロールできない不安定なものだ。 なので、不安定なものであると早く認めて、付き合い方を変えたほうがいい。 ■制御不可のメンタルをなんとかする方法 そこで私から、そんな制御不可のメンタルとの付き合い方や心構えにあたる、「お薬」を処方しよう。保険証ある? 【お薬その①】自分を遠くから冷めた目でミツメール 1つめは、「自分を遠くから冷めた目でミツメール」だ。 お薬と言っても何か飲んだり塗ったりするわけではない。お薬的行動を指している。
仮にいま、かなり怒りっぽいメンタルになってしまい、自分の感情をうまくコントロールできていないと、自分でも認識したとする。 そこで、このお薬の出番である。 名前の通り、メチャメチャ冷めた目で、遠くから自分を第三者的に見つめるのである。 収まらない怒りを覚えているという自分自身を認識し、「あ、今日はメンタルコントロールできない日ね。OK、OK。りょうかーい」と、ほぼ投げやりとも思える態度で、冷めた感じで、自分を遠くから見つめるのだ。