「地域社会の繁栄に貢献」 あいち銀頭取、発足式典で
愛知県を地盤とする愛知銀行と中京銀行が1日に合併して発足した「あいち銀行」が6日、窓口営業の初日を迎え、名古屋市の本店で記念式典が開かれた。初代頭取に就いた伊藤行記氏は「金融サービスを通じて地域社会の繁栄に貢献する」とあいさつした。 貸出金残高は昨年9月末時点の単純合算で4兆7千億円を超え、東海3県(岐阜、愛知、三重)に本店を置く地方銀行では百五銀行(津市)、十六銀行(岐阜市)に次いで3番目。22年10月に経営統合し、共同持ち株会社あいちフィナンシャルグループ(FG)を設立していた。 伊藤氏は「(両行の)強みを生かし、お客さまの課題に対して適切な解決策を提供する」と述べた。