張本美和が健康と飛躍を祈念 今年の漢字は「銀」/卓球
今夏のパリ五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和(16)=木下グループ=が3日、東京・千代田区の神田明神で「N-NOSEがん種拡大イベント」に出席した。「まずは健康に過ごせるようにと(祈った)。卓球では、来年1月の全日本選手権で優勝できるよう、願いを込めて参拝しました」と笑顔で明かした。 株式会社HIROTSUバイオサイエンスが提供する、がんのリスク検査「N-NOSE」が新たに対応可能ながん種が15種から23種に拡大したことを記念し、この日のイベントが開催された。張本は「自分は今年1年、大きなけがはなくてよかった。いつもお父さんが帯同してくれたり、お母さんも練習を見てくれたりしていて。ぜひ、この検査を定期的に受けていただいて、長生きしてもらいたい」と語った。 張本は今季、パリ五輪に初出場し、団体で銀メダルを獲得。平野美宇(木下グループ)とともに、けがを抱えていたエースの早田ひな(日本生命)をカバーするような大活躍を見せ、銀メダルの獲得に貢献した。1年を振り返り「人生の中で一番濃い1年間だった。今後の人生につながる部分が多かった」と振り返った。 参拝後の取材では、報道陣から今年の漢字を聞かれ「銀」と回答。「やっぱり(漢字の)右を隠した色のメダルがほしい。来年以降や、ロサンゼルス五輪でもっといい色のメダルを取れるように頑張りたい」と力強く語った。(高橋朝香)