夏の主役たちが一挙来日の豪華共演 レースにとどまらない、思いがけないチャレンジも!?【Cycle*2024 ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム:レビュー】
また、勝ったギルマイは「2年前から走ることを望んでいた」と念願のさいたまで会心の走りを喜んだ。今季は1月にオーストラリアでシーズンインし、最後は日本での勝利締め。「たくさんの国に行けて充実していた。来年もきっと日本に戻ってくるよ」と約束して会場を後にしている。 なお、トップ3以外の各賞は、ポイント賞は中間スプリント4回中3回トップ通過したフィリプセンが、山岳賞は同じく4回中3回トップで通過したバルデがそれぞれ受賞。ヤングライダー賞はギルマイが獲得。クリテリウムメインレースに先立って行われたチームタイムトライアルは、シマノレーシングが優勝した。
ツール・ド・フランスのスーパースターがレース内外で“らしさ”を見せたさいたまでの日々。きっと、「シーズンの締めは日本が一番!」と思ってくれていることだろう。レースでは激しく、だけどそれ以外では楽しく。それを体現する時間となった。
文:福光 俊介
福光 俊介
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