「太陽光発電の設置を義務化」小池都知事が定例会見5月27日(本文1)
ゼロエミポイント対象にLED照明器具を追加
このように省エネとなる家電への買い換えを加速する。そのために来月から開かれる都議会に東京ゼロエミポイントの対象にこのLED照明器具を加えることとする。それらを含んだ補正予算を提案いたすこととしております。部屋のシーリングライトなどをLED製に替えた場合には東京ゼロエミポイントに申請していただくと、商品券に交換可能になる3000ポイントがもらえる仕組みです。 さらに、高いところの電球や、こうやってライトを替えるときに椅子に乗っかったり、はしごのちっちゃいのに乗っかったりすると、高齢の方、ひっくり返って、それが故にそのあと骨折などということがあると、そっちのほうが高く付きますよね。ということで、ご高齢の方などが照明器具をご自身で取り換えるのはちょっと怖いなとちゅうちょされる方々を支援するために、家電のお店に有料で取り換え作業をしてもらうということも考えられます。 そういう場合にその費用の追加で2000ポイントがもらえるということで、近くの電気屋さん、小売店などのほうにお願いをするというのも1点だと思いますし、それを商品券に交換可能なポイントがもらえるだけでなくて、電気代も節約になると。その申請はウェブまたは郵送で簡単にできるということになっております。ぜひ、この機会にご家庭の照明、確認してみてください。蛍光灯などをお使いの方はLED照明への交換、この際、お願いを申し上げます。
1000本伐採するみたいな話が先行するが、それは間違い
で、家の燃費が良くなって、家計も助かって、脱炭素化が進むと。お1人お1人、ご家庭ごとの積み重ねが結局マスになると大きな力になるということであります。ロシアのウクライナ侵攻というのは、エネルギー危機、そしてエネルギー安全保障の根幹から揺るがす部分にもなっておりますので、どうぞ、お1人お1人ご協力をいただきまして、これら、みんなで将来的な脱炭素化も目指していくように、そして家計が少しでも助かるように、ぜひともよろしくお願いを申し上げます。これが2点目でございました。 3点目は神宮外苑のまちづくりについて、事業者のほうに東京都として要請をした事項がございます。これについて申し上げたいと思います。神宮外苑がございますけれども、かの渋沢栄一らの尽力によって国民の献金や献木などによって都民に開かれた庭として造園されたものであります。その創建の際の趣旨や、また歴史を踏まえまして、神宮外苑をにぎやかでにぎわいのあふれる緑豊かなスポーツの拠点としてさらに発展をさせていくというものでございます。 一応事業者の計画によりますと、老朽化が進んで、老朽化というのは、例えば神宮球場は大正10年で100年を迎えています。秩父宮ラグビー場は75年の歴史。これら老朽化が進んでいる球場、ラグビー場ですけれども、競技の継続性に配慮をいたしまして、場所を入れ替えながら建て替えが行われるとされております。ローリングですね。で、新たな野球場とラグビー場の間には多目的に使える広大な中央広場が設けられておりまして、誰もがスポーツに楽しめる環境が整備されることとなっております。 で、歴史的な、また文化的な価値を継承するために神宮外苑の象徴となっているのがあのきれいな4列のイチョウ並木ですね。これをなくしてその突き当たりが絵画館。その前庭の部分につきましては、創建時の、つくられたころの芝生の姿を基調として再整備をされることとなっております。 木々の伐採についてでありますけれども、事業者の計画では新たな植樹を含めまして、樹木全体の本数を、現在約1900本なんですけれども、これを約2000本へと増やす計画となっております。1000本切り倒すんだ、みたいな話ばっかりしか伝わっていないようですけれども、それは間違いです。約1900本から約2000本へと増える計画になっております。今ある樹木については極力保存や、また移植するように、専門家による調査が鋭意行われているところであります。