「太陽光発電の設置を義務化」小池都知事が定例会見5月27日(本文1)
太陽光パネルリサイクルの進化も期待できる
もう、今年度も東京ゼロエミ住宅などの新築住宅への太陽光発電設備を、補助が出ておりますので、もうすぐ建てるという方は、今からでも活用ができるということです。よくいわれるのが、この太陽光発電、何年か、何十年かすれば傷んで使えなくなるんじゃないか、そのときは廃棄するんじゃないか、それはどうなるんだと。大量廃棄が出てくるんじゃないかと。これについては、太陽光発電が、パネルの処理については、もう長年研究を進めてきております。私、環境大臣のころからもこれについては、そういうときがきたらどうするなどというのを、話も進んでおりました。 また東京都としても、それに対してもいろんな専門家から話を聞きながら、さまざまな方法、研究が進んできておりますし、また首都圏においては複数のリサイクル施設がすでに稼働しております。このリサイクルの仕方についても、いろんな方法、これからも編み出されるということを期待もできるところであります。 いろいろなご質問があるかと思いますので、その際は環境局のホームページ、今ご覧いただいていますように、【太陽光ポータル 00:15:33】というサイトがございますので、ここでいろいろご覧をいただければと思います。 それから2点目なんですが、HTTのH。これ、減らすのHでありますけれども、毎週いろんな分かりやすいアイデアなど、実際に幾らして、どれぐらいお得ということをお伝えしているわけですけれども、今日は節電についての取り組みをお伝えしたいと思います。
家にも燃費という考え方を取り入れては?
車に、車という、こちらも大きな買い物ですけれども、スペックなどをチェックする際に、この車は燃費は幾らだっていうので、1キロ、1リッターのガソリン、これ、ガソリンで言うならば、1リッターのガソリンで何キロ走るっていうのは、結構その辺、みんな確認するではないですか。ハイブリッドだったら何キロとかですね。そういう性能についても、車だったらチェックをする。 これと同じように、車の燃費と同じように、家にも燃費という考え方を取り入れるというのはいかがでしょうか。これまで具体的で身近な取り組みとして、省エネとなる冷蔵庫、エアコンの使い方を紹介してきましたけれども、この家の燃費を良くするための方法だと考えてください。それはすなわち節電ということになるわけです。 で、今日、第3弾で、照明編に光を当てたいと思います。照明だけに。実は家庭内の、もうここ、出ちゃってますけれども、家庭内の電化製品で最も電気を使うのはなんだと思われますでしょうか。といっても、答えがばちっと出てますが、照明なんですね。ライティングなんですね。都はこれまでも省エネ対策として照明のLEDへの切り替えを進めてまいりましたけれども、今、普通のお部屋の照明器具の4割がまだLEDにはなっていないと。さすがに、いわゆるフィラメント付きのような電球がもはや日本で製造停止になってますけれども、蛍光灯ですね。よくお部屋にぶら下がっているシーリングライトでありますけれども、この蛍光灯からLEDに替えるということを考えてみてください。それは消費電力が約2分の1となります。かつ寿命も約7倍に延びるということです。 一般的な8畳間用の照明器具を1台LEDに取り換えた場合、天井に取り付けるときに上にソケットみたいなのがあって、ぐるっと、ちょっと半回転ぐらいすると取れるという仕組みがありますけど、いろんな形があるかと思いますが、いずれにせよ蛍光灯からLEDに取り換えた場合は電気料金が年間で約2200円のお得と。そして一般家庭で3つ部屋があるといたしますと、年間で2200欠ける3で6600円のお得と。そして、最近は人感センサー付き製品、つまり人がいないときは消える、人が入るとつくというようなセンサーですね、これで自動で消灯してくれる照明もありますので、買い換えの際の参考にもしていただきたいと思います。