超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング11~20位。J1~J3全60クラブの上位に入ったのは?【2024年】
14位:ガンバ大阪
本拠地: パナソニックスタジアム吹田(39,694人収容) 平均入場者数:26,096人 平均収容率:65.7% 昨季リーグ16位と低迷したガンバ大阪だが、今季はリーグ4位と見事に復活した。今季の平均入場者数も26,096人と昨季から3,000人ほど増加する大幅な伸びを見せた。それにともない、スタジアム収容率も65.7%の数字を記録している。 今季最も収容率が高かった試合は、リーグ最終節のサンフレッチェ広島戦となった。三つ巴の優勝争いを展開した広島との一戦は注目度の高いものとなり、34,653人が来場。この試合の収容率は87.3%を記録した。 そのほかにも第12節のセレッソ大阪との大阪ダービーで34,485人を集め、86.9%の収容率をマークするなど、30,000人を超える試合が多くみられた。 今季は観客動員がとても安定しており、収容率50%、すなわち20,000人台を割った試合はわずか3試合に。この3試合はいずれも平日開催の試合であり、今季の集客はかなり順調だったと言えるだろう。 G大阪の最多動員シーズンはコロナ禍前の2019年シーズンに記録した27,708人となっている。来季もこの調子を堅持することができれば、この記録を更新することは十分可能だといえるはずだ。
13位:名古屋グランパス
本拠地: 豊田スタジアム(43,739人収容) その他ホーム開催地:岐阜メモリアルセンター長良川競技場(16,310人収容) 平均入場者数:27,650人 平均収容率:66.2% 今季のYBCルヴァンカップを制覇した名古屋グランパスは、本拠地の豊田スタジアムと岐阜メモリアルセンター長良川競技場の試合で平均収容率66.2%を記録した。平均入場者数は27,650人となり、クラブ史上最多の数字を更新している。 今季最も収容率が高かった試合は、40,498人を動員した第26節の東京ヴェルディ戦だ。シーズン唯一の40,000人越えとなったこの試合は、92.6%の収容率を記録し、スタジアムは満員に近い状態となった。 名古屋は開幕戦の鹿島アントラーズ戦や第11節のヴィッセル神戸戦でも30,000人後半の数字を叩き出しており、安定して多くの観客を取り込んでいる印象だ。 最も収容率が低かったのは、第29節のアルビレックス新潟戦で、10,083人しか集客できず、23.1%の収容率と、低調な数字に終始している。ただこの試合は8月末の試合が台風の影響で順延し、かつ平日開催となったことが大きく関与していると考えられるため、実際の最低収容率は第14節のFC東京戦で33.3%となるはずだ(こちらも平日開催)。 収容率は順調な同クラブだが、リーグ戦では11位に沈んでしまった。来季はスタンドに詰めかける多くのサポーターに1つでも多くの勝利を届けられるような活躍に期待したい。