バルベルデ、カマヴィンガ、ギュレル、モドリッチが決めた!レアル・マドリーが4部ミネラに5発大勝…国王杯ベスト16に進出
レアル・マドリーは6日にスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)ベスト32、アウェーでのデポルティバ・ミネラ戦(スペイン4部)に臨み、5-0の大勝を収めた。 スペインでは子供たちがプレゼントをもらう日“三賢人の日”に行われたこの試合。ムルシア州に拠を構えるデポルティボ・ミネラとそのサポーターにとってマドリーとの対戦はまさにプレゼントであり、また出場機会を与えられたマドリーの下部選手たちやエンドリッキにとってもそれは同じだろう。 GKルニン、DFロレンソ、ラウール・アセンシオ、アグアド、フラン・ガルシア、MFバルベルデ、カマヴィンガ、モドリッチ、FWアルダ・ギュレル、エンドリッキ、ブラヒムを起用したアンチェロッティ監督のチームは、立ち上がりからミネラを圧倒。5分には先制点を決めた。相手のビルドアップのミスに乗じた攻撃で、最後はバルベルデが右足のシュートを叩き込んだ。 戦術でも個人技でもミネラをはるかに上回るマドリーは、その後もコンスタントにゴールを重ねていく。13分にはフラン・ガルシアのクロスからカマヴィンガがヘディングシュートを突き刺し、29分にはボックス内浅い位置のギュレルが左足のシュートでネットを揺らした。 3-0で前半を終えたマドリー。アンチェロッティ監督はハーフタイムにバルベルデを下げてセバージョスを投入。後半も攻勢を続けると、53分に4点目を記録する。ブラヒムとのパス交換からボックス内左に侵入したモドリッチが、コースを狙った右足のコントロールシュートを枠の右隅に決め切った。 アンチェロッティ監督は63分にさらなる交代カードを切り、カマヴィンガ、ロレンソ、ブラヒム、モドリッチを下げてヴィニシウス、エンバペ、ルーカス・バスケス、チェマをピッチに立たせる。その後、やや攻めあぐねたマドリーだが、88分にダメ押しとなる5点目を獲得。エンバペのスルーパスから左サイドを抜け出したフラン・ガルシアがボールを折り返し、ギュレルが右足で枠内に流し込んだ。マドリーがゴールショーを披露して、順当にコパ・ベスト16に進出している。 なお試合終了後、ミネラの選手たちはピッチ上で、エンバペやモドリッチたちとスマートフォンで写真撮影。一生ものの思い出となったようだ。