湘南のDF岡本拓也 豪1部パース・グローリー移籍へ
湘南のMF岡本拓也(32)が、オーストラリア1部パース・グローリーに移籍する可能性が高いことが6日までに分かった。 関係者によれば現地でのメディカルチェックを経て正式サインを結ぶ見通しという。岡本は下部組織で育った浦和でプロデビューし、湘南には16年から加入。主軸として活躍を続けたが、昨季は出場9試合にとどまった。 パース・グローリーは西オーストラリア州の州都パースが本拠地で、レギュラーシーズンで3度、ファイナルシリーズで2回頂点に立った経験を持つ強豪。かつて元日本代表DF太田宏介がプレーしたこともでも知られる。今季は11試合を終え1勝2分け8敗で13チーム中12位。DF陣のてこ入れが急務となっていた中、J1でも実績十分の岡本に白羽の矢を立てたという。岡本にとっては初の海外挑戦となる。 ◇岡本 拓也(おかもと・たくや)1992年(平4)6月19日生まれ、埼玉県さいたま市出身の32歳。浦和の下部組織出身で高校3年次の10年にトップに2種登録。同3月のFC東京戦でJ1デビューし、11年にトップ昇格。13年8月にJ2長崎、16年1月に湘南に期限付き移籍し、19年から湘南に完全移籍。09年U―17W杯出場。1メートル75、73キロ。利き足は右。