【決定版】名作ダイニングチェア16選。椅子選びに迷ったら、これを買えば間違いなし!
家具のなかでも使用頻度の高いダイニングチェア。毎日使うものだからこそ、座り心地とデザインにこだわりが詰まったもの使いたいですよね。この記事では、北欧の巨匠が手掛けたものから日本のニュースタンダードまで、愛され続ける名作の椅子を厳選しました。 【写真集】写真でデザインをチェック!どれを選んでもおしゃれ確定な人気の名作チェアとは ぜひ参考にして、「よいものを長く使う」を、ダイニングエリアから始めてみましょう。
1 カール・ハンセン&サン「CH24(Yチェア)」
生涯に500種類以上ものチェアをデザインしたハンス・J・ウェグナーの作品のなかで、最大のヒット作で日本でも絶大な人気を誇るのが「CH24」です。インスピレーションの元になったのは中国の椅子に座るデンマーク商人の肖像画。商人が座っていた明時代の椅子がデザインの起源になっています。1950年の発表当時には見られなかった、アームと背もたれを一体にした斬新なデザインが特徴的。Y字の支柱兼背もたれから「Yチェア」とも呼ばれています。
2 マルニ木工「HIROSHIMA アームチェア」
マルニ木工とプロダクトデザイナーの深澤直人さんの協業により、2008年に誕生した「HIROSHIMA」シリーズは、シーンに限定されず、あらゆる場所で長く使えることを想定してつくられています。このアームチェアは、背からアームにかけての滑らかなカーブとやわらかな木肌が美しく、ゆったりとした座面は座り心地の良さも抜群です。 また、フレームや座面の素材は豊富なバリエーションから選ぶことができます。
3 カッシーナ「413 CAB」
イタリアの建築家&デザイナーのマリオ・ベリーニがデザインした「CAB」。ニューヨーク近代美術館(MoMA)永久コレクションにも選ばれている名作です。背もたれからアーム部分にいたるカーブの美しさや、使用していく過程で味わいが増す最高級の鞣し革は、ダイニングをより上質な空間に。フレームと厚革がつくり出すテンションによる、からだに馴染むような座り心地も魅力です。
4 フリッツ・ハンセン「セブンチェア」
アルネ・ヤコブセンが1955年にデザインした「アリンコ」の後継アイテムで、適度なカーブが上半身をホールドしてくれます。アーム付きやファブリック張り、レザー張りなど、張り地の種類や色数も豊富にラインナップ。これまでに世界でもっとも売れているスタッキングチェアとしても知られている、永遠の定番です。