コスパ最強の「ひとり鍋」レシピ2選。安価な豚こま・豚ひき肉でも大満足
疲れた平日は、外食やできあいのお総菜にたよりがち。でも、食費がかさんで困る…という方におすすめなのが「ひとり鍋」です。だれでも簡単につくれるうえ、お鍋とご飯さえあれば副菜いらずと、家計を助ける救世主。今回は、料理研究家の小林まさみさんと、まさみさんの舅(しゅうと)でご自身も料理研究家である、まさるさんに、比較的安価で手に入る豚こま切れ肉と豚ひき肉を使ったレシピを教えてもらいました。
うま味あふれる「豚ひき肉団子とカニかま鍋」
皆が大好きなカニかまを使ったお鍋。肉とカニかまのうま味におでんの素を入れたら、大当たりのおいしさです。
●豚ひき肉団子とカニかま鍋
【材料(1人分)】 ・豚ひき肉 150g ・カニ風味かまぼこ 大3本(60g) ・白菜 2枚(150g) ・長ネギ 2/3本 ・A[タマネギ(すりおろす)小さじ2 溶き卵1/2個分 片栗粉小さじ2 水小さじ2 塩小さじ1/4] ・B[水1と1/2カップ おでんの素(市販品)小さじ1 酒大さじ1 塩ひとつまみ]
【つくり方】
(1) カニかまは長さを半分に切る。白菜はざく切りにし、長ネギは1cm幅の斜め切りにする。 (2) ボウルにひき肉を入れてAを加え、粘りが出るまで練り混ぜる。 (3) 鍋にBを合わせ、強めの中火にかける。煮立ったら、(2)をひと口大(8個)に丸めて落とし入れ、アクを除く。 (4) (3)に(1)の白菜、長ネギを加え、中火で5~6分煮る。具材に火がとおったら、(1)のカニかまを加えてさっと煮る。 <味変ポイント:梅×ゴマ油で食欲倍増> 半分ほど食べたら、水を少したし、種を除いてたたいた梅干し1/2個分を加えて煮直し、ゴマ油小さじ1/2を回し入れて風味をプラスする。 (小林まさる)
●豚こまのみそすき
【材料(1人分)】 ・豚こま切れ肉 100g ・豆腐(木綿) 1/3丁(100g) ・ゴボウ 小1/2本(50g) ・長ネギ 1/2本(青い部分を含む) ・昆布 4cm角 ・A[みそ大さじ1強 酒大さじ1と1/2 砂糖大さじ1と1/2 しょうゆ大さじ1/2] ・七味唐辛子 少し ・温泉卵 1個
【つくり方】
(1) 豆腐はひと口大に切る。ゴボウはタワシで軽くこすり洗いして、ピーラーで削ってささがきにし、水にさっとさらして水気をきる。長ネギは斜め1cm幅に切る。 (2) 鍋に(1)のゴボウを広げ入れ、昆布をのせる。さらに(1)の長ネギ、豆腐の順で重ね入れ、豚肉を広げてのせ、混ぜ合わせたAをかける。 (3) (2)にフタをして強火にかけ、煮立ったら弱火にし、10分ほど蒸し煮にして、七味唐辛子をふる。 (4) 器に温泉卵を割り入れ、(3)を取り分けてからめながら食べる。 <調理ポイント> ゴボウは、まな板の上で回しながらピーラーで細く削ってささがきにすると簡単。 (小林まさみ)
ESSEonline編集部