メジャーへ小笠原慎之介の交渉期限は来年1月25日まで、高額契約の可能性も 米メディアも紹介
MLBは10日(日本時間11日)、中日からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す小笠原慎之介投手(27)を全30球団に契約可能選手として通知した。交渉期間は11日(同12日)から来年1月24日、米東部時間午後5時(同25日午前7時)までとなる。 小笠原のポスティングを受け、米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は小笠原の記事を掲載。同じくポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すロッテ佐々木朗希投手(23)と比べて「佐々木ほど興奮はしない」としながらも「25歳ルール」に該当しないことから佐々木より高額契約を結ぶ可能性があると指摘。三振率(全打者に対する三振の割合)は22年の24%から昨季は20.1%、今季は13.6%と下がっており、メジャー球団からどれほどの関心を集めるのは未知数だが、今季の四球率(全打者に対する四球の割合)は3.7%と低く防御率3・12も優秀で、27歳という若さは魅力的だと紹介した。 同サイトは先月上旬にFAランキングを掲載した時点で小笠原を48位に位置付け、2年1200万ドル(約18億円)で契約すると予想。今オフのFA投手の市場はローテ3番手クラスの菊池雄星、フランキー・モンタス、マシュー・ボイドらが高額契約を手にしており、小笠原にとっても有利に働く可能性があると分析している。