スーパーで買うと高い…「ハーブ」を自宅で始めてみませんか?ビギナー向けおすすめ品種12選&育て方の解説
【用途別】初心者におすすめのハーブ12選
初めてハーブを育てる方にもおすすめなハーブを用途別にピックアップしました。栽培も、収穫したあとも楽しめるハーブに挑戦してみてはいかがでしょうか? 【サラダに合うハーブのおすすめ4選】 まずは、サラダに合うハーブを紹介します。フレッシュな味わいで、心身を満たしてくれるでしょう。 ① ディルの育て方 ・分類:セリ科イノンド属 ・原産地:南ヨーロッパ、西アジア 爽やかな香りで、細く柔らかい葉が特徴のディル。少し甘味があり、サラダ料理によく使われているハーブです。 1年草で最後まで育てると種をつけ、その種は「ディルシード」として、料理に使うことができます。根のダメージを抑えるため、途中で植え替えないのがベター。背丈が高くなったら、支柱を立てて風対策をしましょう。 ② イタリアンパセリの育て方 ・分類:セリ科オランダゼリ属 ・原産地:地中海沿岸 王道のハーブで、人気のあるイタリアンパセリ。サラダのほかにも、パスタやスープなど、さまざまな料理によく使われています。1年草で、続けて育てたいときは毎年植え付ける必要があります。 高温多湿に弱いので、水はけのよい土に植え、風通しのいい場所で管理をしましょう。明るい場所を好みますが、強い直射日光には要注意。 ③ バジルの育て方 ・分類:シソ科メボウキ属 ・原産地:アジア、南ヨーロッパ、北アフリカ さわやかな甘い香りで、パスタやピザなどのイタリア料理に欠かせないバジル。ハーブティーにして飲むと、リラックス効果も得られるのだとか。 丈夫な品種ですが、強い日差しと乾燥が苦手なので、西日の当たらない風通しのよい場所で管理します。水切れを起こさないよう、夏場は涼しい朝と夕方に水やりをしましょう。 ④ フェンネルの育て方 ・分類:セリ科ウイキョウ属 ・原産地:南ヨーロッパ 伝統的なハーブとして知られ、古代ローマより食用や薬用として使われていたフェンネル。甘い香りと清涼感のある風味で、料理に使うと魚のにおいや油っぽさをおさえてくれます。 種は「フェンネルシード」として、スパイスに利用されることも。コリアンダーやディルの近くで栽培すると、交雑して香りが弱まってしまう可能性があるので、離れた場所で管理しましょう。