スーパーで買うと高い…「ハーブ」を自宅で始めてみませんか?ビギナー向けおすすめ品種12選&育て方の解説
【芳香剤におすすめのハーブ2選】 芳香剤やポプリなどにおすすめしたい、華やかな香りが広がるハーブを紹介します。 ① ラベンダーの育て方 ・分類:シソ科ラワンドゥラ属 ・原産地:地中海沿岸 紫色の花が美しく、「ハーブの女王」と称されるほど人気を集めるラベンダー。芳しいフローラルの香りは、リラックス効果や安眠、防虫・抗菌効果など、さまざまな効果が期待されています。 寒さには強いですが、高温多湿の環境に弱いため、夏場は涼しい場所で管理しましょう。ポプリやドライフラワーにして飾ると、香りだけでなく見た目でも楽しめるハーブです。 ② シトロネラ・ゼラニウムの育て方 ・分類:フウロソウ科テンジクアオイ属 ・原産地:南アフリカ 華やかな花が咲くゼラニウムは、独特な甘い香りで香水の原料としても利用されているハーブです。 ゼラニウムと言っても、280種以上の品種がありますが、そのなかでもシトロネラ・ゼラニウムは、爽やかな強い香りで虫除けの効果も発揮し、ガーデニングを楽しんでいる方にもおすすめです。高温多湿が苦手なので、夏場の蒸れに気をつけて管理しましょう。
飲食以外にも!ハーブの活用法
ハーブの活用法は、料理や飲み物だけではありません。日常を豊かにする、ハーブの魅力を引き出す楽しみ方を紹介します。 1.香りのよい虫除け レモングラスやペパーミント 、ローズマリーなど、刺激のある強い香りを放つハーブには、「忌避作用」と呼ばれる虫が嫌う香りがあり、食べられるのを防ぐ物質を分泌する働きがあります。 虫が入りやすい窓際にハーブの鉢や「スマッジ」と呼ばれる生のハーブを束ねたものを置くと、虫の侵入防止に効果があるとされています。 2.お風呂の入浴剤として使う 冬至でお風呂に柚子を入れる柚子風呂と同じように、好きな香りのハーブをお風呂に入れて、天然の入浴剤として香りを楽しむことができます。 心を落ち着かせてくれるラベンダーや、保湿作用のあるカモミールなど効果で選ぶのもよいでしょう。フレッシュな香りに癒される、素敵なバスタイムが過ごせるはずです。 3. ハーブを材料にしたハンドメイド 草木染めやキャンドル、ポプリなど、クラフトの材料としてハーブを使うこともできます。見た目も華やかで、手づくりで心のこもったアイテムは贈り物としてもぴったりです。
暑い夏が過ぎ、秋の時期からも楽しめるハーブが豊富。メキシカンブッシュやセージは、これからの季節に花を咲かせます。また、今回紹介したミントやローズマリー、ラベンダーは、9~10月からはじめるのに適した品種です。 この機会に、栽培から収穫後まで五感で楽しめるハーブを始めてみてはいかがでしょうか? 今回アドバイスをくれたショップ SOLSO FARM 住所/神奈川県川崎市宮前区西野川2-6 営業時間/土・日・祝日のみ 10:00 - 18:00 ※8/19~9月中旬までは夏季休業中です