【アメフト】立命大の山嵜大央主将「宇宙飛行士みたいな」9年ぶり甲子園ボウルへ練習を公開
アメリカンフットボールの全日本大学選手権の決勝「甲子園ボウル」(15日)を前に12日、9年ぶり10度目出場の立命大が、会場となる兵庫・甲子園球場で練習を公開した。 RB山嵜大央主将(だいち、4年)は、夢見心地で聖地に足を踏み入れた。 3年間たどり着けなかった場所。「とにかく目の前のことをがむしゃらにやっていたらいつの間にか今日になっていて…。正直実感がない」とまだ現実感はないが、不安な気持ちはない。 「初めて人類で月に行った宇宙飛行士みたいな」。山嵜は現在の胸の内をたとえ「(宇宙飛行士は)たぶんおびえていたと思うけど、わくわくの方が勝っていたと思う。そんな感じで、今のパンサーズには甲子園を経験した選手がいなくて未知の世界なので、楽しみ」と胸を高鳴らせた。 15年以来9年ぶりの学生日本一まであとひとつ。 「すべて出し切って、チームを勝たせるという気持ち。勝たせられたらどうなってもいいと思ってやっている」と全てを懸ける意気込みで、2年連続出場の法大に立ち向かう。