伝法院の門に残る<ロック>の文字は反体制でもあの方の実家という意味でもなく…<旧町名>でたどる台東区の歴史
◆万年町、南稲荷町 <万年町> 地下鉄はどこから地下へ電車を入れるのか。 古より伝わりし人類最大の疑問に対する答えはこの町、台東区東上野・旧万年(まんねん)町にあります。 日本でゆいいつ地下鉄の踏切を擁する東京メトロ銀座線の車庫・上野検車区が所在し、日々地下鉄の電車の出入りを観察することが可能です。これで夜も安心して眠れますね。 <南稲荷町> 上野検車区から車両が出庫する銀座線には上野駅と浅草駅間に渋めな駅が2つ。その上野寄りの方が稲荷町駅です。 浅草方面ホーム側の旧町名は北稲荷町。最後の同潤会(どうじゅんかい)アパートが平成25年まで存在しました。 一方、上野方面ホーム側の旧町名は南稲荷町。 下谷神社の境内でまれに見かけたアヒルはいまも健在だろうか。 ※本稿は、『旧町名さがしてみました in東京』(二見書房)の一部を再編集したものです。
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