「日本の主婦業の“当たり前基準”は高すぎる」料理はしない、洗濯物は干さない…海外の家事事情と比べてみたら…
こんにちは、『主婦業9割削減宣言』唐仁原けいこです。 私は仕事柄、様々な家庭の家事事情についてインタビューする機会が多いのですが、海外在住経験がある方とお話すると毎度のように言われることがあります。 【漫画で読む】日本の常識は海外の非常識? 留学生を家に迎えて気付かされたこと それは、「日本の主婦業の当たり前基準は高すぎる!」ということ。 日本に住んでいると気付かない、私たちの当たり前基準。世界レベルと見比べると、かなり高い基準を自分たちに課しているのかもしれません。特に仕事をしながらの家事育児となると、思ったように主婦業ができていないことに罪悪感を感じてしまう人も多いですよね。 そこで、海外在住経験者に「日本の家庭が取り入れたら、今すぐラクになりそうなこと」を聞いてみました。
朝食革命! シリアルバイキングに、朝から外食。
朝食はパン派ですか? ご飯派ですか? どちらにしても、パンだけじゃ健康に悪いからと目玉焼きを作って...、 ご飯なら味噌汁に卵焼きに…と、朝から忙しく、賑やかな日本の食卓。 ニュージーランドやカナダに暮らした経験を持つ友人からは、「朝はシリアル食べておけば良いじゃん」「シリアルがスタンダード」と言われました。確かに、シリアルにしたら朝食は簡単な気がするけど、お腹は空かないのかな? 毎朝だと飽きそう。 そう不安を口にしたら、「ナッツやフルーツをのせたらボリュームでるよ。それに、シリアルは色々なレパートリーがあるから複数準備して、家族が好きなものを選んでた」というスタイルをオススメされました。さらに、「日本には手頃な価格で外食の選択肢が豊富にあるからうらやましい。毎朝シリアルが飽きるというのなら、外食も利用してみたら?」と言われました。 確かに台湾で暮らしていた夫婦からも、朝食は外で食べる派の人が多いという話を聞いたことがあります。台湾では共働きの人が多く、外食文化が発展しているので、3食子連れで外食の家庭も珍しくないのだとか。 私は週末以外、家族で朝から外食に行く発想はなかったのですが、せっかくアドバイスをもらったので実践してみることにしました。緊急事態宣言が出ている時期だったのでスターバックスのドライブスルーから試してみることにしたのですが、子どもたちの朝の準備の早いこと! 子どもたちは遠足に出かけるような気分になったらしく、前日も早く寝たので良いことづくし。まずはこうしてイベントとして、たまに朝外食を試してみるのも悪くないなと思いました。