黒Tシャツコーデが垢抜ける5つのテクニック
黒Tシャツのコーデ術③「丈が長過ぎないボックスシルエットでスタイルアップ」
2024年は上で紹介した黒Tシャツ以外にも、身幅が広く、着丈が気持ち短めに設計されたボックスシルエットのTシャツも注目株に。ボックスシルエットのTシャツは、身幅の広さでお腹周りをカバーし、裾のラインが高くなる=ウエスト位置が高く見えるためスタイルアップ効果を期待できるのが魅力。下のスナップのように、ルーズなストレートシルエットのパンツに厚底シューズを合わせるとイマどき感がグッと高まる。 編集部 橘「定番Tシャツとして知られるヘインズの「BEEFY-T」は、Lサイズで着丈68.5cm、身幅54cm。それを基準に同じサイズで着丈が同じ程度で身幅が広いTシャツがボックスシルエットと考えるとわかりやすいです。個人的にポロ ラルフローレンのリラックスフィットのTシャツは、イイ感じに今の気分にハマるボックス型らしいシルエットが出ているなと感じます。」
黒Tシャツのコーデ術④「高見えする黒だからこそ生地にこだわり差別化を」
黒Tシャツは、他の色のTシャツと比べて高見えしやすいという特徴がある。この長所を利用して、生地にこだわった高級な黒Tシャツをコーデに取り入れれば、クラス感のある夏コーデが簡単に実現できる。スラックス合わせでドレッシーな雰囲気を底上げすれば、大人の余裕ただよう洒脱なコーデが完成。 編集部 橘「高級感のあるTシャツ生地と一口に言っても、様々な種類があります。個人的にわかりやすく高級に感じるのはスムース編みでシルケット加工という光沢を増す加工を施したTシャツ生地。光を優しく反射するような滑らかな光沢が、誰が見ても良いTシャツだとわかる高級感を演出します。」
黒Tシャツのコーデ術⑤「武骨モダンに見える軍パン合わせをマスター」
最後に提案するのは、都会的なムードを備える黒Tシャツと骨太な印象の軍物パンツをMIXするコーディネート。この組み合わせはイタリアの洒落者の常套テクニックとしても知られており、土っぽいミリタリーパンツを黒Tシャツで引き締めることによって生まれるモダンな雰囲気が魅力だ。下のダニエレ・ビアジョーリ氏のようにほど良くユルいサイズ感でまとめる現代的な雰囲気がさらに高まる。 編集部 橘「オリーブグリーンパンツの上下を黒アイテムで挟んだ色使いも参考にしたいポイント。上下の端を黒で引き締めることで、スマートな印象をグッと高められます。ちなみに、ダニエレ・ビアジョーリさんが履いているのは、ビルケンシュトックの定番サボサンダル「ボストン」。不朽の名作モデルのひとつですので、一足は所有しておいて損は無いと思います。」
OTOKOMAE