デビュー50周年を迎えた“マツケン”こと俳優・歌手の松平健さん。その記念公演が7月の東京・明治座を皮切りに全国4都市で上演されています。博多座（福岡市博多区）には2025年1月18日（土）～26日（日）、演歌歌手・辰巳ゆうとさん、元宝塚歌劇団の北翔海莉さんと音波みのりさん（Wキャスト）など豪華キャストと一緒にやって来ます。松平健さんの代表作である「暴れん坊将軍」のお芝居のほか、ショーでは「マツケンサンバⅡ」をはじめとするマツケンシリーズを披露。芸能生活50周年の感謝を込めたステージに大盛り上がり間違いなし！　11月25日に取材会が開かれましたので、その様子を紹介します。 芸能生活50周年の感謝を込めたステージ！

「推し活」も出てくる?！　新時代の暴れん坊将軍

約20年ぶりに博多座で徳川吉宗を演じる松平健さん

━芸能生活50周年を振り返って、今のお気持ちは？ 松平　気持ちは若い頃と何ら変わりはないですが、50年経ったという思いよりも、早かったなというのが率直な感想です。時代劇やミュージカル、現代劇などいろいろな作品の役を演じて、たくさんの経験をさせていただきました。「暴れん坊将軍」には美空ひばりさんや江利チエミさん、丹波哲郎さん、長門裕之さんなど多くの先輩方にもご出演いただき、貴重な作品だったと改めて思っております。 ━今回の公演は「暴れん坊将軍」とマツケンサンバシリーズの豪華2本立てですが、東京、大阪の観客の反応はどうでしたか？ 松平　今回は特にお客さんの層がガラリと変わりました。3分の1ほどは若い人で、カップルや女性同士など今までに見たことのない光景でした。ショーの時はうちわやペンライトを振ってくれて、まるでアイドルのような気持ちになりましたね（笑）。 ━「暴れん坊将軍」は、いつもと違うテイストに仕上がっているとか。 松平　若い人にも理解してもらえて、楽しんでいただける作品になっています。要所要所に笑いがあって、現代用語も端々に入っています。“推し活”など若者にも分かりやすい内容になっていますよ。私が女装しておとりになるシーンもあるので、楽しんでいただけると思います（笑）。