阪神・村上頌樹、好相性の宿敵G相手への無双継続! 淡路島で自主トレ公開
阪神・村上頌樹投手(26)が28日、近本光司外野手(30)とともに兵庫・淡路島で自主トレを公開。来季は好相性の宿敵相手への無双継続に意気込んだ。 ブレークのきっかけとなった東京ドームで再び仁王立つ。村上がG倒へ力を込めた。 「優勝したチームですし、最後に競り負けたので意識するところもあります。巨人に勝てば優勝が近づいてくると思うので、負けられない相手だなと思います」 今季は25試合登板で7勝11敗、防御率2・58。巨人戦は1試合のみで勝ち負けつかずだったが、防御率1・29はセ・リーグ相手では2年連続でトップの成績だ。2試合で1勝0敗、防御率0・00だった2023年には、東京ドームでの好投が飛躍につながった。シーズン初先発だった4月12日に7回完全と圧巻の投球を披露し、先発ローテーションに定着。今季は敵地での登板機会がなかったが「抑えられていたということでいいイメージがある」と胸を張る。 また宿敵の主砲で奈良・智弁学園高の先輩でもある岡本和に対しては、通算で7打数無安打と相性はバッチリだ。故郷の淡路島に詰めかけた虎党へ右腕は誓った。 「23年優勝していい経験させてもらった。もう一度優勝したいっていう気持ちが強い。そこを目指してやっていきたい」 来年こそ、セ界のトップは譲らない。その右腕で強力打線を封じ込める。(原田遼太郎)