愛知県・大村知事が定例会見6月8日(全文2完)有識者会議の設置は考えていない
違うものに替える可能性は?
名古屋テレビ:難しいことじゃないというのは非常に分かりますし、そのほうがいいなと思ったんですけど、逆に陽性だという反応が出たくないという人もいるかもしれないので、そこを違うものに替えられたりする可能性もあるのかなってちょっと思いました。 大村:いや、それは、そう言われると、この検査自体が全部成り立たなくなるので。そこはやはり、自分の病気のことですからね。そもそも調べて、いわゆる保健所に相談をして、で、診療所を紹介してもらって、じゃあ調べましょうって、はい、調べますというわけですから、基本的にはやっぱり自分がその病気、陽性なのか陰性なのかを調べたいという方だと思います。そこはもう信頼してやっていくということじゃないでしょうか。 名古屋テレビ:【*******00:39:07】。その容器なんですけど、今それって、ふたとかってあるんですか。開けられたりするんですか。 大村:開けられますよ。 名古屋テレビ:すごいシンプルな。 大村:普通の。これ市販、普通のやつだよね。 男性:一般の検査用キット。 大村:一般の検査用のキットね。 名古屋テレビ:ありがとうございます。 大村:これなんて、普通はあれか、尿採ったりなんとかってやつか。 男性:ふん便を採ったりとか。 大村:ふん便か。ふん便とか尿とかそういうのをこれで。だから既存の市販されているそういう検体容器っていうことですね。どうぞ。
既存の検査体制でも検査できるのか
記者2:【******00:39:52】です。唾液の検査について少しお聞きして。この容器を今用意されたということですけども、それ以外に新たに、その容器を購入してること以外になんかの検査に係る体制って、何か整えなきゃいけなかったこととかは特にないですか。既存の検査の体制で唾液さえ採れば検査ができるということなんですか。 大村:だから、要は唾液を採っていただく流れをつくったということですね。ですから、これは誰が判断してどういうふうに採るかということなんで、今回は各保健所、保健所の相談センターに相談いただいて、それぞれの地元の診療所、もちろんこちらのあれですよ、病院の外来でもいいんですけどね。そちらでもお配りして、そこで現に、そこの判断で唾液を採ろうかということもあると思いますが、そういったところで採っていただいて、その上で、保健所で集めると。保健所で集めて県の衛生研究所に持っていくというこの流れをつくったということが今回の一番のポイントかなと。 要は、これはどこでもある、どこでもというか、買えばあるので。あとはどういうふうに回収して衛生研究所に持っていって、本人にどうやって伝えるかという流れをつくるということが今回の唾液の検査の一番のポイントだというふうに思います。 司会:以上でよろしいでしょうか。 大村:よろしいですか。