Mac版Safariの使い勝手を爆上げする「6つの設定」
私は、自分が使っているMacで、Safariをデフォルトブラウザにしています。 Safariは、macOSに最適化されていて、マシンパワーを浪費しないからです。それに、ほかのブラウザと比較しても機能が充実しています。 Mac版Safariの使い勝手を爆上げする「6つの設定」 とはいえ、いくつかの設定を変更することで、Mac版Safariをさらに便利に活用できるようになりました。今回は、6つのポイントを説明しましょう。
その1:アドレスバーにURLをフル表示する
Safariのデフォルト設定では、アドレスバーに表示されるのはウェブサイトのドメイン名だけです。確かにこれは、クリーンでミニマルな表示です。 とはいえ、この設定にも問題があって、ウェブサイトのトップページ以外のページを見ているときには、今自分が見ている場所が一体どこなのか、はっきりわかりません。 私は、どのサイトを見ているときでも正しいアドレスを知っておきたいタイプなので、Safariの設定を変えて、URLをフルで表示するようにしました。そのやり方を説明しましょう。 Safariを開き、Macの上部メニューバーに表示されている[Safari]をクリックして、プルダウンメニューから[設定]を選択します。 ここで[詳細]を選び、さらに詳しい設定に入ります。 次に、[スマート検索フィールド]の項目にある[Webサイトの完全なアドレスを表示]のチェックボックスをオンにします。 Safariは、すべての変更を自動で保存してくれるので、設定を変えるとすぐに、アドレスバーにはURLがフル表示されるはずです。
その2:動画の自動再生をオフにする
ウェブサイトを見ているとき、何よりもわずらわしいのが動画の自動再生です。 読者のみなさんもきっと、私と同じように、どこかのウェブサイトを開いたとたんに、動画が自動再生されてうんざりした体験があるはずです。 幸い、Safariに内蔵されている自動再生ブロック機能を使って、この問題が起きないようにすることができました。この機能を使えば、あらゆるウェブサイトで動画の自動再生をブロックできます。設定方法は以下の通りです。 メニューバーの[Safari]をクリックして[設定]を選びます。 設定メニューの[Webサイト]をクリックして、サイトごとの設定画面に移ります。 [Webサイト]の左側のリストから[自動再生]を選びます。 画面右下にある[これ以外のWebサイトでのデフォルト設定]の右隣にあるドロップダウンメニューをクリックし、[自動再生しない]を選びます。 とはいえ、私が体験した限り、一部のウェブサイト(「Daily Mail」など)はこのユーザー設定を回避して、無音ですが動画を自動再生します。 それでも、「リーダー」という別の機能を使って、この問題にも対処できることがわかりました。これについては、次の項目で説明しましょう。