約半数が内定辞退の経験アリ 断った方法で最も多かったのは?
新卒にしろ転職にしろ、内定をもらうまでが、ひと苦労であるが、複数から内定をもらった場合、どちらかを断らなければならないのは当然のこと。その心苦しい内定辞退について、経験がある人はどんな方法で断りを入れたのだろう? キュービック(東京)はこのほど、内定辞退の「方法」や「その理由」などについて20代から60代正社員1000人にインターネット調査を実施(7月19日~22日)。調査の結果、内定辞退の方法で圧倒的に多かったのが3人に2人が答えた「電話」だった。 2番目に多かったのは「メール」だが、これは年代が上がるごとに減少する傾向が読み取れた。内定辞退の方法を選んだ理由ランキングの1位は「失礼に当たらない」だったが、年代別だと唯一20代のみ「採用担当者と顔を合わせなくて済む」が1位だった。トラブルについては「特にない」が断トツで1位。年代別に細かく見ると、20代から40代では深刻なトラブルに発展するケースも一定数あった。 では、実際にどれだけの人が内定を辞退していたかというと、辞退の経験が「ある」人は49.7%、「ない」人は50.3%とほぼ半々の結果になった。年代別だと「ある」が一番多かったのは30代の58%で、最も少なかったのは50代の40%となっている。