戸隠連峰で20年の登山経験者が消息不明 天候不良で6日の捜索打ち切り 登山計画書には十分な装備の記載【長野】
長野と新潟県境にまたがる戸隠連峰に入山した大町市の男性が行方不明になっています。 悪天候のため、県警は6日の捜索を打ち切りました。 行方が分からなくなっているのは大町市に住む公務員で39歳の男性です。 警察によりますと男性は先月26日から11日間の予定で、長野市の鬼無里から新潟県の妙高市へ向けて単独で雪山の縦走をしていました。 5日午後6時、下山予定の時間を過ぎても戻らなかったため、家族が警察に行方不明届を出しました。男性は雪山を含め20年の登山経験があり、登山計画書には十分な装備の記載があったということです。 県警はヘリコプターで捜索しましたが、天候が悪化したため6日の捜索を打ち切りました。7日以降も、天候を見ながら捜索を続けるということです。