北アルプス爺ケ岳で登山中に遭難の大学生3人を救助 テント飛ばされ現地で雪洞作りビバーク【長野】
長野朝日放送
12月31日、北アルプス爺ケ岳を登山中、悪天候のため遭難した大学生3人が県警ヘリで救助されました。 警察によりますと、31日午後2時半ごろ北アルプス爺ケ岳の標高およそ2500m付近で、男子大学生(23)から救助要請の110番通報がありました。 遭難したのは、県外在住で同じ大学に通う男性2人・女性1人の合わせて3人で、悪天候で行動不能となり、強風でテントも飛ばされました。 警察は雪洞を作って寒さをしのぐよう指示し、けさ捜索した結果、3人を発見。 午前中に救助しました。 3人は病院に搬送され、女性(20)は低体温症の症状があるもののいずれも命に別状はないということです。