女子初の“男子ツアープレーヤー”誕生 寺西飛香留「めちゃくちゃうれしい」
◇国内男子◇ファーストQT Supported by SMBCモビット(30日)◇富岡倶楽部(群馬県)◇7000yd(パー72) 【画像】石川遼「フェアウェイにボール埋まっちゃいました」 来季の国内男子ツアー出場を競う予選会(QT)のファーストステージ(全8会場)に、女子選手として初めて寺西飛香留(てらにし・ひかる)が参戦。4日間を通算1オーバー49位で終えてセカンドステージ進出には6ストローク届かなかったが、女子初の“男子ツアープレーヤー”となった。今週出場した91人中、82位タイまでに入ることが条件だった。 「ツアープレーヤー」に登録されれば、来季は主催者推薦で男子ツアー6試合に出場できる。「(QTは)単純に男子ツアーに挑戦したいと思った。めちゃくちゃうれしいです。3日目には4アンダー(68)を出すことができて、フルバックティでは自己ベスト。自信になりました」と4日間を振り返った。 また、9月19日から行われる「パナソニックオープン」(兵庫県/有馬ロイヤルGC)の予選会(マンデートーナメント)に挑戦することを明かした。「パナソニックオープンのマンデー予選会出場の推薦をもらったので、それに通過できるように頑張ってやりたい」とコメントした。 寺西は兵庫県出身、2000年生まれの23歳で、これまで台湾女子ツアーなどに参戦。平均飛距離は「飛ぶときは300yd、平均すると270~275ydくらい」だと言う。 今季日本女子プロゴルフ協会のプロテスト第1次予選(D地区・能登カントリークラブ/7月24日~26日)を3位タイで通過。9月に3地区で行われる2次予選を控えている。「来週は2次があるので、しっかり通過できるように整えていきたいです」と意気込んだ。