なぜ服がたくさんあっても<今日着たい服がない状態>になるのか?10着しか服を持たないミニマリストYouTuber「オススメは<シンプルな基準>を持つこと」
持ちモノをできるだけ減らし、必要最小限で暮らすライフスタイル「ミニマリズム」が近年話題になっています。「ミニマリズムを取り入れたことで、人生が変わったと言えるほど生活が一変した」と語るのは、看護師として働きながらYouTubeでミニマリズムの暮らしを発信しているミニマリストのmai minimalismさん。今回は、maiさんの初の著書『がんばらないミニマリズム モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』から一部引用・再編集し、「服を手放す方法」についてご紹介します。 【写真】オールシーズン10着まで整理した、maiさんの家のクローゼット * * * * * * * ◆「お気に入りの着ている服」以外は手放す 「着ているか、着ていないか」 私はオールシーズンで10着の洋服を持っています。 *アウター 3着 *トップス 3着(厚手と薄手のセーター各1着、Tシャツ1着) *ボトムス 3着(スカート2着、パンツ1着) *ワンピース 1着 以前はクローゼットがパンパンで、引き出しが閉まらないほどたくさんの服を持っていましたが、お気に入りの着ている服だけを残していった結果、この枚数になりました。 クローゼットの中に、つい買ってしまったけれどあまり着ていない服がたまっていませんか? 「いつか着る」と思っていても、なかなか袖を通す機会がなく、収納スペースを圧迫してしまうことはよくあります。 かつての私のクローゼットは、服はたくさんあるのに「今日着たい服がない」状態でした。 私の経験上はっきりと言えますが、「いつか着る」、これは手放したほうが身軽になれるサインです。 せっかく買った服でも、自分にとって本当にお気に入りのモノでなければ、着る機会が少なくなるのは必然です。 クローゼットをスッキリさせておしゃれを楽しみたいけれど、何を基準に手放せばいいのか迷うことは多いと思います。 そんな時、一番シンプルな基準は「着ているか、着ていないか」です。 着ている服は残し、着ていない服を手放していくのです。 この「着ていない」の基準は、「今シーズン、一度も袖を通さなかった服」です。
【関連記事】
- ミニマリズムの結果、思い出のモノを捨て、頂き物に嫌悪。<必要最小限>を求めて苦しむように…鬱々とした気分で行ったキャンプで気づいたこと
- モノを減らして快適な夏を過ごそう。鉄則は「一度で全部やろうとしない」「一か所だけしっかりやる」のたった二つ!
- なぜ料理研究家の友人のキッチンが<素敵>に感じられたかというと…もの、時間、人。「ちょっと違う」という感覚から得られるものとは?
- 青木さやか 娘が出かけた後、毎朝わたしはゲンナリする。「部屋、片付けなさいよ」「うん、今日やる!」繰り返されるやりとり【編集部セレクション】
- 88歳、ひとり暮らしの伯父が逝った。遺品から30万が消え、出てきたのは年下の彼女へのラブレター【2023年編集部セレクション】