センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/7 /栃木
◇流れ引きよせる一打を 広田瑠稀哉右翼手(2年) 毎日2時間以上、打撃練習に取り組み、自信を付けてきた。昨秋の公式戦では計15安打。「一気に作新側に雰囲気が傾くような一打が打てる」とうなずく。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 元々肩が強い方ではなく、送球の精度が低かったが「基礎であるキャッチボールを大事にやろう」とフォームを意識して取り組み、段々得意になった。昨年の夏に寮に入るまでは、就寝前にベッドに寝転んだ状態で、ボールを真上に投げて取る動きを1時間以上続けていた。「コントロールが良くなり、バックホームで走者を刺せるようになった」と手応えを語る。 昨年末に右手を痛め、現在も治療しながら練習に励んでいる。「まだ完全復活はしていないけれど、センバツでは必ず活躍している姿を見せる」と気合十分だ。鹿沼市立北犬飼中出身。174センチ、85キロ。【鴨田玲奈】=つづく