ジェズスのハットで逆転勝利!! アーセナル、 C・パレス下してカラバオ杯4強入り…鎌田は後半途中から出場
[12.18 カラバオ杯準々決勝 アーセナル 3-2 クリスタル・パレス] カラバオ杯は18日、準々決勝を行い、DF冨安健洋が所属するアーセナルとMF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスが対戦し、アーセナルが3-2の逆転勝利を収めた。冨安は負傷離脱中で招集外となり、ベンチスタートの鎌田は後半14分から出場している。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 試合開始早々の前半4分にスコアを動かしたのはアウェーのクリスタル・パレスだった。GKディーン・ヘンダーソンが蹴り出したロングフィードに反応したFWジャン・フィリップ・マテタがDFヤクブ・キビオルとの競り合いを制してPA内に持ち込むと、左足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。 1点のビハインドを背負ったアーセナルは31分、FWラヒーム・スターリングが枠を捉える鋭い直接FKを放つも好反応を見せたヘンダーソンに阻まれてしまう。 1-0のまま後半を迎えると、アーセナルはベンチスタートとなっていたMFマルティン・ウーデゴーアとDFウィリアン・サリバを投入して状況を打開しようと試みる。 6分にはDFキーラン・ティアニーが左サイドから送ったグラウンダーのクロスから決定機。しかし、スターリングが合わせたシュートはヘンダーソンに阻まれ、こぼれ球に再びスターリングが反応するも、今度はクロスバーを叩いてしまう。だが、攻勢を強めると8分、ウーデゴールのスルーパスを受けたジェズスがチップキックでゴールを陥れ、試合を振り出しに戻した。 14分にはクリスタル・パレスベンチが動き、FWエディ・エンケティアとともに鎌田がピッチへと送り込まれ、3-4-2-1の左シャドーの位置に入った。 しかし、その後もゴールに迫る場面を作り出すアーセナルが28分に逆転に成功。MFブカヨ・サカのパスから最終ラインの裏を突いたジェズスが右足のシュートでネットを揺らし、スコアは2-1に。さらに36分には自陣からウーデゴーアが送ったパスで完全に抜け出したジェズスがハットトリックとなるゴールを叩き込んだ。 その後、アーセナルに追加点こそ生まれなかったものの、クリスタル・パレスの反撃をエンケティアの1点に抑え、3-2の勝利を収めてベスト4進出を決めた。