シリアに繋がる橋3本を爆撃 イスラエル停戦発効直前に空爆
ベイルート、レバノン、11月28日 (AP) ― レバノン北部で11月26日、シリアに繋がる3本の国境の橋を標的としたイスラエルの一連の空爆で、民間人4人と兵士2人が死亡、12人が負傷したとレバノン国営メディアが報じた。 バイデン米大統領は、レバノンのシーア派武装組織ヒズボラとイスラエルとの間の戦闘を停止するため、現地時間の27日午前4時に停戦が発効すると発表したが、この爆撃はその発表直後に行われた。 レバノンの治安要員と税関職員は27日朝、停戦発効数時間前にイスラエルによって爆撃された橋の被害状況を視察した。 イスラエル軍の爆撃は踏切の施設やヤードに大きな損害を与え、さらに現場にあった数台の車やトラックが被害を受けたが、道路が寸断されたかどうかは直ちには明らかになっていない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)