【プロキオンS】AIの本命は前走で復調アピールのハピ 「JRA・古馬ダート重賞で連対×5歳」は複勝率50%
競走中止明けの前走で復調アピール
7月7日(日)に小倉競馬場を舞台に争われるプロキオンS(GⅢ・ダ1700m)。今年は変則開催の影響で小倉ダ1700mで施行。同条件だった21、22年はいずれも3連単194万、71万馬券の大波乱が起こった不穏な舞台での一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。 【七夕賞2024 推奨馬】2000mは連対率100%!重賞勝ち馬と互角の戦いで能力断然 SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) AI本命馬:ハピ ●短評 キズナ産駒の5歳馬。3歳時にはチャンピオンズCで3着好走を果たしているように、実績面はメンバー内で1、2位を争う存在。勝ち切れない甘さこそあるが、ダート通算では【3-4-4-3】と確実に末脚を使って上位に食い込んでくる堅実さがこの馬の強みだろう。 競走中止明けで状態が不安視された前走の平安Sでは道中1、2番手の馬が馬券内に粘る展開になったが、中団から上がり最速タイの脚でクビ差2着まで迫り、復調をアピールした。確実に状態を上げての臨戦となりそうな点は好材料だ。距離短縮で挑む初の1700mコースや、無敗馬ヤマニンウルスとの力関係はカギとなるが、ここでも崩れることは考えにくく、“連軸”には最適の一頭とみる。 ●データ 過去10年の「JRA・古馬ダート重賞で連対実績がある5歳馬」は【1-1-1-3】勝率16.7%、複勝率50.0%で、複勝圏外の3頭中2頭も掲示板を確保しているように堅実だ。JRAのダート路線は芝に比べ圧倒的に重賞が少なく、「連対」の価値も当然高い。この実績があり、かつ充実期となる5歳前後の馬は積極的に狙っていくべきだろう。 ほかでは、前走で「3番人気以内かつ3着以内」の馬が【8-5-2-23】勝率21.1%、複勝率39.5%で連対馬の約半数という点も注目だ。初夏の別定戦ということで「前走を人気に応えて好走する」という、状態、臨戦過程に不安が少ないことも好走条件であることは覚えておきたい。 AI予想エンジンKAIBA ◎ハピ ◯ヤマニンウルス ▲デシエルト △スレイマン ×ブルーサン 《KAIBAとは?》 独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
SPAIA編集部