日比野菜緒、世界80位に完敗で初戦敗退。クレーコート・シーズンで勝利挙げられず[全仏オープン]【テニス】
日比野菜緒、全仏オープン3年ぶりの初戦突破ならず
現地5月27日、「全仏オープン」(フランス・パリ)大会2日目を迎え、女子シングルス1回戦で日比野菜緒(ブラス/世界ランク96位)が登場。ベルナルダ・ペラ(アメリカ/同80位)に2-6、0-6のストレートで敗れて初戦敗退となった。 【画像】大坂なおみら日本女子3名が出場「全仏オープン」女子シングルス組み合わせ 29歳の日比野は、全仏オープンに2年連続6度目の出場。クレーコート・シーズンでは勝ち星を挙げることができないまま今大会を迎えた。2020、2021年と2回戦に進んでおり、3年ぶりの初戦突破を狙う。 初戦の相手は、昨年の全仏オープンで16強入りしているペラ。第1セットで日比野は先にブレークを許すと、ダブルフォールトが連続で出た第7ゲームも落として2-5。第8ゲームで手にしたチャンスも生かせず2-6でセットを失った。 挽回したい日比野だったが、ミスが続いた第1ゲームをブレークされて出鼻をくじかれると、流れを一気にもっていかれて第3、第5ゲームもキープできずに0-6と、試合時間59分で敗戦。日比野は、4月中旬からの6大会連続で初戦敗退と、未勝利のままクレーコート・シーズンを終える。 試合を通して、ペラのウィナー数は10本のアンフォーストエラーを上回る19本。ファーストサーブのポイント獲得率も82%と日比野に付け入る隙を与えなかった。 2回戦でペラは、第6シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同7位)を3-6、6-4、6-3で破ったバルバラ・グラチェワ(フランス/同88位)と対戦する。
Tennis Classic 編集部