着るだけで疲労回復するSIXPAD「リカバリーウェア」 最新モデルは接触冷感機能も搭載
高純度セラミックを練り込んだ特殊繊維を採用
「シックスパッド リカバリーウェア」は、天然鉱石を原料とした高純度セラミック(非金属)を練り込んだ独自の特殊繊維、メディキュレーション®を採用。身体から放出される遠赤外線を輻射することで血行を促進する。
「糸への練り込みをするのか、薬剤などを利用して後加工するのか、遠赤外線の輻射方法には2つの選択肢があったのですが、前者の方が洗濯や長期利用による劣化が少なく、効果の持続力が高いため、メディキュレーション®を採用することにしました」
一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣は、遠赤外線の血行促進作用による効果・効能がうたえる。血行促進、疲労回復、筋肉のハリ・コリの緩和、疲労物質の蓄積抑制、腰痛・肩こり・関節痛・炎症等の改善、神経痛・筋肉痛の緩和といったことが期待できるのだ。
一日の疲れを癒すためのルームウェアとして、スポーツ後のリカバリーを促進するためのウェアとして、疲れをためないためのデイリーウェアとして、幅広く活躍してくれるはずだ。
接触冷感機能を搭載。快適な着用感も追求
春夏用として発売されたタイプには、接触冷感機能が搭載されている。接触冷感を搭載することで、メディキュレーション®の遠赤外線の効果が低下するといったことはなかったのだろうか。 「気温が高くなる夏場でも気持ちよく着てもらえるようにとの思いから、接触冷感機能を搭載しました。糸にチップなどを練り込む形で接触冷感機能を持たせようとすると、遠赤外線の輻射効果が失われてしまうので、生地に対する後加工によって接触冷感機能を持たせています。 もちろん、加工したものと、加工していないものを比較するテストも行い、メディキュレーション®による遠赤外線の輻射効果は変わらないという結果を得ています。接触冷感機能についても洗濯試験を行なっていて50回洗濯しても効果が持続することを確認しています」 特殊繊維の配合量が多いほど効果を感じやすい点に着目し、目付量にこだわっているのもポイント。目付量とは、織物およびニット生地の単位面積当たりの重さで、「シックスパッド リカバリーウェア」の目付量は約310g/m2となっている(ちなみに一般的なオールシーズン用のスーツの目付量は約230~260g/m2)。目付量を半分にした生地との比較試験も行い、実際にそれよりも遠赤外線の輻射効果も高かったそうだ。 リカバリー効果を高めることはもちろんのこと、着心地の快適さも追求している。 「生地は吸汗速乾性が高く、ストレッチ性も備えています。また、デイリーに使えるようにデザインにもこだわっています。いくら血行促進効果があったとしても、肌触りがよくない、身体を動かしにくい、デザインが好みではないといったことがあると、着たくなくなってしまいますよね。リカバリーウェアを積極的に身につけたくなるように、着用したときにリラックスできるように、細部にも配慮しています」
実際に着てみると、袖を通した瞬間に接触冷感機能によるひんやり感を感じることができる。生地は滑らかで、しっとりとしたヌメ感がある。目付量が高いからか、上質感もある。着心地は軽やかでコットンのスウェットのような重さはない。「オーバーサイズTシャツ」と「ハーフパンツ」をしばらく試してみたが、ルームウェア・ワンマイルウェアとして大活躍してくれた。 即座に“疲労回復”を体感するのは難しいかもしれないが、薄着でいても冷えにくい感覚はあった。これからの季節、冷房による冷えを予防したいという場合にも適していそうだ。