ヤクルト・沢井廉、50万円増の1000万円でサイン 来季のレギュラー奪取へ目標は「ホームランを20本以上」
ヤクルト・沢井廉外野手(24)が22日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、50万円増の1000万円でサインした。 【写真】高津監督とハイタッチするヤクルト・沢井廉 愛知・中京大から入団して2年目の今季は右膝手術を乗り越え、9月8日の阪神戦(神宮)でプロ初本塁打をマーク。大けがからの復活を印象付けた。球団からは「期待している。鍛え直して春からレギュラーを取れるように」との言葉をかけられたといい「(今季は)満足できない結果だった。外野のレギュラー争いは激しくなると思うが、そこに加わり、僕の強みであるバッティングでチームに貢献したい」と宣言。色紙には「レギュラー奪取」と記した。 シーズン途中には正捕手の中村に打撃での心構えについて質問。「もう少し頭を使い、一辺倒にならずに相手がどういう考えで攻めてくるか整理して打席に立つようにしたらいいんじゃないか」との助言を受けた。その後の打席は「冷静に相手の攻め方を考えられるようになった」といい、オフシーズンも「そういう気持ちの面も改善していきたい」と明かした。 レギュラー奪取に向けて、設定したノルマは20本塁打。「ホームランを20本以上打たないとレギュラーを取れないと思うので、そこは目標にやっていきたい。あとはサンタナ選手、オスナ選手は打点も稼いでいる印象。打点を挙げることも頭に入れて取り組んでいきたい」と力を込めた。