【台風情報】大型の“ハロウィン台風”が沖縄に最接近…今年最強クラス台風21号が「猛烈な」勢力に 3連休には本州でも秋の嵐に警戒
大型で非常に強い台風21号が沖縄地方に接近し、31日には「猛烈な」勢力となる見込みだ。沖縄・石垣島では大雨となり、海は大荒れとなった。また、台風の影響で秋雨前線が活発化し、東京都心でも強い風雨に見舞われた。週末にかけて本州でも雨風が強まるという。 【画像】一番上のレベル「猛烈な」勢力に発達する見込みの台風21号の進路図
“最強クラス”の台風が発達のピークに
30日午後2時頃の沖縄・石垣島は、大粒の雨に見舞われていた。迫りつつあるのは2024年、列島に接近する台風としては最強クラスのハロウィーン台風だ。 コバルトブルーの海は、押し寄せる白波で大荒れとなっていた。 気象衛星ひまわりが捉えたのは、渦を巻く大きな雲の中心にある台風の眼だ。ハッキリとしていて、発達のピークを迎えようとしているとみられる。 大型で非常に強い台風21号は、ハロウィーン当日の31日、一番上のレベル「猛烈な」勢力に発達し、沖縄地方に最も近づく見込みだ。 このハロウィーン台風が運んできた湿った空気によって秋雨前線の活動が活発となり、東京都心の朝は、秋の嵐のような荒れた空模様となった。 30日午前7時半頃の東京・お台場では、傘を前に傾け、横殴りの雨を凌ぐ様子が見られたほか、強い風で風力発電のプロペラが勢いよく回転し、道端には壊れた傘が転がっていた。
温帯低気圧に変わる見込みも…秋の嵐に注意
東京・品川駅前の午前7時の気温は13.8℃で、気温も上がらず肌寒い中での通勤・ 通学となった。 中には、雨対策としてサンダルという人もいた。 サンダルを履いている人は「サンダル履いてるとすぐ乾くので、雨の日こそサンダルだと思ってます」と話し、一緒にいた人は「サンダルはさすがにないんじゃないかなと思うけど」と指摘した。 別の男性は、アウトドアウェアで寒さ対策をしていた。 アウトドアウェアを着ていた男性は「朝すごく寒くて、防水ウェアで雨風凌いで、寒さを耐えないと。基本的には防水メインだけど、雨に濡れると体感寒くなるので、最近こういうアウター着ている」とコメントした。 大型で非常に強い台風21号は、3連休初日の11月2日に温帯低気圧に変わる見込みだが、本州では、雨と風が強まり秋の嵐となる恐れがあり注意が必要だ。 (「イット!」10月30日放送より)
イット!