ビニシウスがスペインの人種差別への対応に満足「ここ3か月で3、4人を刑務所に送った」「正しい道を進んでいる」
レアル・マドリーのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールが人種差別との闘いについて語った。スペイン『アス』が伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 ここ数年、スペインサッカー界では人種差別が深刻な問題となっており、ビニシウスはたびたび標的にされてきた。一方で厳しい取り締まりも行われ、当該者には処罰が下されている。ビニシウスはブラジルサッカー連盟(CBF)のインタビューで、この対応に満足していると話した。 「ここ3か月で、すでに3、4人の人を刑務所に送り、彼らが犯した犯罪の代償を払わせることができた。僕たちは正しい道を進んでいる」 「僕はスペインでプレーしており、そこで多くの苦しみを経験し、今でも時々苦しむことがあるが、全てのクラブ、全ての人々が人種差別と闘うためにできる限りのことをしてくれているおかげで、その苦しみは少なくなってきている」 インタビューはブラジルの「黒人意識の日」(11月20日)を前に行われた。 ビニシウスは「この日は、僕たちがこれまで経験してきた全て、そしてCBFがFIFAや全ての選手たちと協力して行っている全てのことにとって非常に重要だ」と言及。「僕たちが近い将来、人種差別のケースを減らすことができるようになるのを願っている」と述べた。