私立中高一貫校の入学後にかかった“本当”の費用とは? パパライターが実際に計算してみた!
ワイシャツなどは当初3枚購入したのですが、アイロンが面倒なことに入学後すぐに気づき、結果的に月曜から土曜分の6枚になるように買い足しています。また、毎日の荷物が重く、肩掛けバッグだとつらそうだったので、通学用のリュックをすぐに買い足しました。 さらに、わが子は中1で背も伸びて、足も大きくなりました。3月に買ったローファーが6月に小さくなって、買い換えることに。わが子の成長は喜ばしいですが、「ええっ、もう買い換え?」とけっこうなダメージでした。 そのほかにもワイシャツの下に着るインナー、靴下などは入学期にまとめて買いそろえたので、それらにも費用がかかっています。学習に使うノートやシャーペンなども随時購入していますが、そのあたりは費用としては算入していません。 ■想定外だった損害保険の加入 入学前の説明会で、生徒が学校の備品を壊したときなどに補償する損害保険の加入をすすめられました。子どもが進学する学校向けに保険会社がパッケージしたものです。いくつかコースがありましたが、おすすめは6年間で7万円くらいの保険料でした。 「ご家庭で他の損害保険に加入していれば入る必要はありませんが、子どもたちがふざけて学校の備品を壊したりするケースがよくあります。弁償となるとけっこう高額になりますので、ぜひご加入ください」という説明でした。すでに入っている火災保険の補償内容などを確認したのですが、学校の損害にどの程度まで対応できるのかわからなかったので、この保険に加入することに。保険料を換算したところ年に換算すれば1万円強で、月に1000円くらいの費用ということで納得しましたが、想定外の出費でした。 ■通学費用も案外かかる 公立の中学なら徒歩圏内かせいぜい自転車で通える場所にありますが、私立だと電車などで通学する生徒が多くなります。わが家の場合、家から学校までは電車を乗り継いで60分程度かかるので、通学定期もそれなりの金額になりました。