恋愛や推し活など「依存体質」とは? 人に依存してしまう原因や治し方を専門家が解説
ステップ3.自分を労わる心の土台を築く
もう少し根本的な解決を目指すなら、心の土台を作り直す作業をしてみることが重要に。これには、プロのサポートを受けることがおすすめ。カウンセリングを通じて、幼少期の経験や自己肯定感の低さと向き合うことで、自分で自分を労り、自分を満たす方法を身につけていくことができるように。
相手の気持ちを理解し、寄り添う
無理に説得したり、相手の気持ちを否定する前に、「あなたのその気持ち、よくわかるよ」、「とても大事に思っているんだね」と、共感の言葉をかけたうえで、あなた自身が少ししんどくなっているように見える」と、相手の気持ちとあなたの気持ち双方を大事にした声かけを試してみて。
専門家のサポートをすすめる
ただし、自分ができるサポートには限界があることも事実。相手がどうしてもその状態から抜け出せず、その不安定さにあなたも引きずられてしまうようなら、一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることをすすめてみて。相談先は、国家資格である公認心理師の資格を持つカウンセラーや、精神科医に。
自分自身も大切に
相手を支えることは、あなたにとって大きな負担になってしまうことも。相手を支える過程で疲れたときは、自分の心をケアすることも忘れずに。 時には一旦距離を置いて、自分の心の状態を優先するのも必要なこと。客観的な目線を持ちつつも、無理に相手を変えようとせず、一人で抱え込まないことが大切に。
まとめ
「依存」は、お酒やタバコだけでなく、人間関係や恋愛関係にも現れるもの。恋愛がすべてになってしまい、自分自身を大切にすることを忘れてしまうと、心のバランスを崩してしまう可能性も。もし、そんな状態が続いていると感じたら、一人で抱え込まず、信頼できる専門家に相談してみて。