ダービー前に先発メンバー漏洩のユナイテッド、漏洩防止に向けた措置へ
マンチェスター・ユナイテッドが、チームニュース漏洩防止に向けた措置を講じる構えだ。『ESPN』が報じている。 15日に行われたプレミアリーグ第16節のマンチェスター・シティ戦を2-1の逆転勝利で飾ったユナイテッド。しかし、その劇的勝利の裏では試合の24時間前にダービーに向けた先発メンバーがSNSやインターネット上に広がり、実際にルベン・アモリムのチームはそのメンバー通りで戦った。 同試合後、アモリム監督はそのスタメン漏洩に関して「良いことではない」と問題視。一方で、ポルトガル人指揮官は自身の着任以前からクラブに蔓延る問題のひとつとして、そのリスクを受け入れていたようだ。 「その話は知っているが、(原因は)わからない。クラブにはたくさんの人がおり、今は修正するのは不可能だと思う」 「プレーヤーは代理人と話し、友人と話すこともできる。だから知るのは難しい。良いことではないが、先に進んで次の試合に進み、次のスタメンが見つかるかどうか見てみよう」 ただ、ユナイテッド関係者筋によると、クラブは今回のチームニュース漏洩を問題視しており、選手やスタッフは非公式に、対戦チームが競争上の優位に立つのを防ぐため、情報を秘密にしておく責任があることを念押しされたという。 一方で、ユナイテッドは、漏洩の責任は選手やスタッフの誰か1人にあるとは考えておらず、情報はさまざまな方法で早期に漏れていると考えている。 通常、アモリム監督は、前日の最終トレーニングセッションの後に次の試合のチームを選手に伝えており、プレミアリーグの試合前のチームニュースは通常、キックオフの75分前に公表される。 そんななか、ダービーでは15日のキックオフのほぼ24時間前の14日夜にソーシャルメディアで漏洩されていた。
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