DeNAドラフト2位・篠木健太郎、法大&背番号30の先輩・江川卓さん直球に憧れ「自分のものにしたい」
DeNAのドラフト2位、篠木健太郎投手(22)=法大=が9日、神奈川県横須賀市の球団施設で行われた新人合同自主トレでのキャッチボールで伸びのあるボールを投げ、法大の先輩で元巨人の江川卓さん(69)のような速球を目指す考えを示した。 キャンプから着ける背番号「30」のイメージを聞かれた右腕が気持ちを口にした。「法政大学の大先輩・江川さんが背負っていた背番号。偉大な先輩に少しでも近づけるように僕も一日一日、大切に頑張っていきたい」 47歳も年上のレジェンドの動画に魅了された。「ストレートがすごく強くていいボール」。最速157キロの篠木も理想のフォームで投げるとボールが伸びた。「空振りやファウルを取れるストレート。意図をもって、そのボールでどうしたいかを考えながら投げるようにしてきた。(プロでも)継続し、自分のものにしたい」と力強く語った。 担当の河野スカウトは「DeNAはいい回転で直球を投げる投手が多い。まねをしてホップする球を投げてほしい」と期待した。
中日スポーツ