横浜FMが中2日の豪州アウェー完勝でACLE16強に王手!! “連戦組”井上&ロペスで前半3発、天野純もスーパーFK弾
[12.3 ACLEリーグステージ第6節 セントラルコースト 0-4 横浜FM セントラルコースト] 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は3日、リーグステージ第6節を各地で行い、横浜F・マリノスがセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)を4-0で破った。2試合を残してリーグステージ突破に王手をかけた。 横浜FMはJ1前節・湘南戦(◯3-2)から中2日でのオーストラリア遠征。湘南戦ではターンオーバー布陣で臨んでいた中、エースのFWアンデルソン・ロペス、MF井上健太の2選手は引き続き先発起用するなど、昨季準優勝の悔しさを晴らす舞台に立つべく、主力メンバーをピッチに並べた。 すると前半から圧倒的なゴールラッシュを披露した。まずは前半6分、DF上島拓巳の鋭い配球からDF松原健が折り返し、A・ロペスがポストワークをこなすと、左サイドの井上に展開。井上は相手DFと駆け引きしながらカットインし、右足を振り抜くと、うまく回転をかけたシュートがゴール右隅に吸い込まれた。 その後もボールを握り続けた横浜FMは前半30分、ボランチのMF小池龍太とMF山根陸がペナルティエリア内に入る分厚い攻撃を繰り広げると、小池のシュートのこぼれ球を井上が押し込んで2点目。さらに同35分、GK飯倉大樹のロングスローからFWヤン・マテウスが右を攻め込むと、横パスを受けたA・ロペスが左足でねじ込み、前半のうちに3-0とした。 後半はややテンポを落としながら戦った横浜FMだったが、MF天野純、FW宮市亮の投入で攻撃にスイッチを入れると、同25分には天野が豪快な直接FKをゴール右隅に蹴り込み、4-0とする。 得点直後には左サイドで仕掛けた宮市が相手のスライディングを受け、左足首を痛めるアクシデントに見舞われたのは大きな不安要素となったが、その後も横浜FMは安定した試合運びを続け、敵地での一戦を4-0の大勝で終えた。ベスト16進出圏内との暫定勝ち点差を6に広げ、リーグステージ突破に王手をかけた。 なお、突破がかかる第7節・上海申花戦は来年2月12日に日産スタジアムで行われる。