スタート社が本格始動 嵐など28組295人と契約
「SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)」の所属タレントらを引き継いだ新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」が10日、同日から本格的に業務を開始したと発表した。28組295人のタレントと契約し、同社公式サイトのアーティスト一覧には木村拓哉さんや「嵐」などが名を連ねている。 スタート社は性加害など違法行為を発生させない施策として研修の実施、内部通報制度の活性化などを挙げた。若手タレントの育成部門を新設。ファンクラブについては運営会社との間で、タレントらに関するライセンス契約を締結した。同社の福田淳CEOは「慣習にとらわれることなく、変化を恐れず誠実に歩み続ける」とコメントした。 スタート社は同日夜、所属アーティストらを一堂に集めた公演を東京ドームで開催した。 スマイルアップは10日、故ジャニー喜多川氏による性加害問題の補償に特化したことに伴い「今後も基本的な再発防止策の枠組みを維持し、これを継続して実施していく」とのコメントを発表した。