「また間違えてる!」元小学校教諭が警鐘を鳴らす、親がついやりがちな“ダメ出し”が子どもに及ぼす悪影響
はるか先生のワンポイント
【ヨイ出し】 「良いところ」をたくさん伝えてあげよう。 〔例〕バツを使わず、マルとハナマルで「良いところ」を伸ばす! ※本記事は福田遼,秋山仁志共著『先生、どうする!? 子どものお悩み110番』(PHP研究所)より一部抜粋・編集したものです ※1 ヨイ出し:相手の行動の建設的な側面(良いところ)を積極的に探し出し、それについて肯定的な言葉をかけるコミュニケーション手法。非建設的な側面(悪いところ)に言及する「ダメ出し」と対比される。このプロセスを継続することで、子どもの自尊心と達成感を育む(勇気づけをする)ことが期待される。参考文献『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(岩井俊憲著、金子書房) ※2 岩井俊憲:アドラー心理学に基づく勇気づけの研修やカウンセリングなどを行う、有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者。
〈著者プロフィール〉
福田 遼(はるか)1995年福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業後、5年間の小学校教諭を経て退職。その後8カ月にわたり世界各地の教育施設を訪問。2023年4月に旧友・秋山とともに始めた『子育てのラジオ「Teacher Teacher」』ではMCを務める。24年に株式会社Teacher Teacherを組織し、無料オンラインフリースクール「コンコン」をスタート。 秋山 仁志(ひとし)1996年福岡県生まれ。九州大学大学院システム情報科学府修了後、企業のブランディング・広告制作を行う会社に入社。その後、株式会社FUBIの音声プロデューサーとして、企業のブランドポッドキャストを企画・制作。『子育てのラジオ「Teacher Teacher」』をプロデュース・MC・編集を担う。福田とともに株式会社Teacher Teacherを組織。フリースクール「コンコン」の運営に携わる。
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