【闘病】看護師でさえ「なぜ自分が?」 関節リウマチになり薬の副作用で肝機能障害に…
今は「リウマチでも自分らしくいられることが幸せ」と強く感じる
編集部: もし昔の自分に声を掛けられるなら、何と伝えたいですか? ぽんさん: 「関節リウマチになって辛い・しんどい・悲しいって思うだろうけど、今後の自分について真剣に考えて、今の自分と向き合う時間が増えたんだよ」と言いたいです。 編集部: 関節リウマチという病気について知らない人、意識して過ごしていない人に伝えたいことはありますか? ぽんさん: 両手の強張りや関節の腫れなど、少しでも当てはまる症状がある時には、早めに病院を受診してほしいです。もし診断されたとしても、早期の治療で進行を抑えることができます。なので、早期発見、早期治療が重要だとお伝えしたいです。 編集部: 医療従事者に期待することはありますか? ぽんさん: 若年層の関節リウマチ発症は、受け入れるまでに時間がかかったり、学校生活や仕事、日常などでの不安が計り知れなかったりすると思います。そんな方のために、話しやすい・相談しやすい環境を作っていただいたり、サポートをしていただけたりするとありがたいなと思います。 編集部: 最後に読者の方へ向けてメッセージをお願いします。 ぽんさん: 人生何が起きるかわかりません。私自身も「仕事を頑張ろう」「これから成長しよう」と思っている最中に、病気になるとは思っていませんでした。明日は我が身かもしれないということは、頭の片隅に留めておいてほしいです。ですが、関節リウマチになったからこそできた繋がりもあります。そして、周りの方々に支えてもらい、理解していただけたからこそ辛い時期を乗り越えられたと思います。関節リウマチでも自分らしくいられる今がとても充実しています。
編集部まとめ
関節リウマチは国内に約80万人の患者がいるとされています。関節リウマチは決して珍しい病気ではなく、若い方から高齢者まで誰に発症するかは予測がつきません。だからこそ、ぽんさんが体験した「こわばり」「指の腫れや痛み」が現れたときは、早期に病院を受診しましょう。早期発見すれば進行も抑えやすく、普通の日常生活を送りやすいです。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。