4月から社会人になった息子の「スマホ代」。まだ親の契約になっていますが、切り離したほうがいいですか?
子どもに与えたスマホ……いつまで払ってあげたらよい?
子どもの携帯代をいつまで払ってあげるかは、それぞれの家庭によって異なります。基本的には中学卒業または高校卒業までのように、安定した収入のない学生時代は払ってあげるケースが多いようです。 高校生になってアルバイトを始めるようになると、自分の好きなスマホを買って携帯代を払うようになる子どももいます。高校卒業後、または大学進学で親元を離れるようになった子どもが、携帯代を自分で払うようになるケースもあります。 大学在学中は学業に集中してほしいため、アルバイトはさせないで仕送りをする親御さんもいらっしゃるでしょう。大学を卒業して就職したら、携帯代は自分で払うようにしてもらうケースも考えられます。 一方で、就職後も経済的にサポートするために、子どもの携帯代を払い続けている親御さんもいるようです。このように、子どもがアルバイトをするかしないかや、生活環境などを踏まえて、携帯代をいつまで払ってあげるかを決めるとよいでしょう。
親の契約から切り離す際の注意点
年が若いうちに契約したスマホは、親の名義になっていることが考えられます。子どもが自分で支払えるように名義変更をしたいと考える方もいるかもしれませんが、格安SIMなど携帯電話会社によっては名義変更ができない場合もあるため注意が必要です。 名義変更ができないキャリアの場合は、一度解約して新しい名義で契約したり、名義変更のできる携帯電話会社へ転出して、名義変更をしてから元のキャリアに乗り換えたりするなどの対策ができるでしょう。 または子どもが自分で携帯代を払うようになるタイミングで、キャリアやプランの見直しができるかもしれません。子どもが別のキャリアに変更する際は、家族割引などの特典の対象外になる場合もある点に注意が必要です。 これらも踏まえて、親の契約から切り離すタイミングや方法については、早めに話し合っておくとよいでしょう。
学生時代は親が携帯代を払っている場合が多い! 契約から切り離す際は名義変更の可否などを確認しよう
今回参照した調査結果から、「習い事を始めたから」などの理由で、小中学生のうちから子どもに携帯電話を与える親が多いことが分かりました。1ヶ月の携帯代は500円~2000円に収まるケースもあり、それほど大きな負担には感じられないでしょう。 子どもの携帯代は、安定した収入のない学生時代は親が払っている場合が多いようです。「4月から息子が社会人になる」といった場合は、子どもが自分で携帯代を払うようになるタイミングかもしれません。 子どものスマホが親の契約になっている場合は名義変更の可否、携帯電話会社を変更する場合は家族割引などの特典についても確認しておく必要があります。 出典 株式会社しんげん SHUFUFU アンケート調査 子どもに”初めて携帯電話”を持たせたのは「10歳」が最多!持たせたきっかけや月々の携帯代を父母200人に調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部