湯たんぽの「低温やけど」に注意!タオルやカバーで包んでも危険が…安全に使うには?
寒さが厳しさを増す季節、手軽で便利な「湯たんぽ」はみなに愛用されているアイテム。ですが、使い方を間違えると「低温やけど」のリスクがあるといいます。「安全と安心の目印SGマーク」製品安全協会の公式Xアカウント(@sgmark_official)が、「湯たんぽを安全に使うためのポイント」を解説しています。 【写真】えっ?切断面が青みを帯びた大根
湯たんぽは、布団が暖まったら取り出そう!
湯たんぽによる低温やけどは、2009年1月から2024年1月の間に75件の事故が報告されており、その3/4は重傷です。熱めのお風呂(42~43℃)より少しだけ熱い「44℃」の湯たんぽでも、皮膚の同じ部分に3~4時間触れていると、低温やけどを起こすことがあるのだそう。タオルやカバーで包んでいても、同様に注意が必要です。低温やけどは、見た目より重症の場合があります。痛みや違和感があるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。 就寝中に湯たんぽを布団の中に入れたまま…というのも「低温やけど」のリスクがあります。それを防ぐために、湯たんぽは布団を暖めるのみに使用し、布団が暖まったら取り出すのがベスト。 また、同投稿では「湯たんぽの劣化を防ぐ使い方」についても、合わせて紹介。湯たんぽの内部に隙間が残ると、冷えたときに強く収縮して劣化を進めてしまうので、お湯は「口金の下」まで入れるのがポイントなんだそう。万が一ヒビ、変形、漏れがある場合は、使用を中止してください。 ▽出典 ・「安全と安心の目印SGマーク」製品安全協会 公式X/湯たんぽでの低温やけどにご注意を! ・独立行政法人国民生活センター 公式HP/重症になることも 湯たんぽによる低温やけどに注意
まいどなニュース